自由気ままな猫になりたい

日記や作業進捗などの行動報告書の様なモノです。

ドラコンボール超ブロリーをみた

映画を見た感想というよりつぶやきというか呻き

  周りからの評判がなんとも言えなかった為、映画館での鑑賞をする勇気がなく、先日アマゾンプライムを使って映画を見て見た。

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 過去のブロリーが怖い、絶望感、圧倒的戦力という印象が大きく、その後に出た作品でもブロリー怖い!!という印象がずっと強く、今回の新作ではそれががらりと変わると言われていて手が出せなかった。

 ドラゴンボール超は飛び飛びでしか見ていなかったが、全体的にやさしい世界であると私は感じていた。言い方は失礼すぎるのだが、Zを見た人が考えた二次創作の様なモノを感じていた。かといって別に否定するわけではないと言っておきたい。

神対神のベジータが躍る楽しいビンゴに頭を抱えたのも良い思い出だ。

だけど、嫌いなわけではなく、今までと違う世界を見れて楽しいのだ。

復活のFもフリーザ様の天国での扱いに笑ってしまった。

 本題はブロリーだ。圧倒的強さを持ち、ベジータを振るえ上がらせた彼がこの優しい世界である超でどんな扱いになるのか不安だった。

 まず惑星ベジータでの丁寧なやり取りに感動した。ポットで地球に向かう悟空。あのポットはどうしてたんだろうか?と過去の事で記憶がおぼろげだったのだが、盗んでたのか……。いや、あのワンシーンを挟むことにより三人の親の、子供に対する振る舞いの差を比較しているようで中々に面白かった。

 そして人の住んでいない離れた星でブロリーとパラガスの生活。パラガスさん老けたなぁという印象と、ブロリーが最初から非常に体格が良い点にびっくりした。

そしてお前は何を言っているんだと言われそうだが、シャワーを浴びた後の黒いインナー姿と言えばいいのだろうか?タートルネック好きな自分にとっては100点満点中2000万点位の衝撃で一瞬呼吸が止まった。だめだ、劇場で見ていたら周りに迷惑をかけていたに違いない。

 過去の彼同様に非常にブロリーは強い。戦闘面に関して、悟空やベジータを苦戦させるが、過去作と違い強さを感じるのだが恐怖は感じない。

 戦う彼を見ていると悲しい気持ちになってくるのだ。自分の意思でカカロットを殺そうとしていたのと違い、確かに自身で戦闘を行ってはいるのだが理性が存在していない。調教された大型犬、獣という感じが強かった。戦わせるために育ててきた、強力な武器としてしか見ていなかった父だが、ブロリーは父の死を見てスーパーサイヤ人になるあたり、やはり彼の根底は優しいのだなと感じた。

 戦闘シーンも多く、見ごたえがあったのだが尺の都合というか戦闘を引き延ばしているのかな?と若干悟空やベジータの先頭に余裕や油断が見受けられた。いや、いつものことか。

 最後は穏やかなエンディングで、やはり超は優しい世界だなと感じた。

 作画も好みのタッチだったので非常に見入ってしまった。もう数回は見返したい良い作品だった。